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Channel: 新しい「農」のかたち
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農をめぐる、世界の闘い6~盟主ロシアの決意Ⅰ.GMO徹底排除

今やアメリカに代わって世界の盟主となったロシア。 農をめぐる世界的な認識闘争の局面においても、同国の存在感は他を圧倒します。 遺伝子組み換え食品(GMO)の徹底排除。 ロシア全土に広がる肥沃な大地を活かした自国農業の再生。 …その先に見据えるのは、”農”の枠を越えた国家戦略。 「自国民の胃袋は、決して他者に握らせない」...

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「美味しい」を越える食材とは【本当に求めている食材 学士会館 取締役総料理長 大坂 勝】

今日は、少し視点を変えて、食材を調理し命を吹き込むプロの料理人を紹介します。 当時、評判があまりよくなかった学士会館のレストランに料理長として呼ばれた大阪さん。今では、その評判を押し上げた立役者になっています。どうして評価が上昇したのか? 彼の仕事に対する志は? 照準力は? 仕事で何を日々追求しているのか?そして、求める食材とは何か? 次代の若い人たちへの期待  と...

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農をめぐる、世界の闘い7~盟主ロシアの決意Ⅱ.情報戦を制す

遺伝子組み換え食品を国内から徹底的に締め出したロシア政府ですが、最初からそうしようとしたわけではありません。 国内外で繰り広げられてきた認識闘争・事実追求の渦中に、自らも身を投じた中で為されたもの。 そして事実追求を阻むのは、バイオ化学企業、マスコミ、学者たち。     以下、転載(タネと内臓 著:吉田太郎) ■GMO排除を後押しした事実追求...

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農をめぐる、世界の闘い8~盟主ロシアの決意Ⅲ.農業大国への「再挑戦」

世界有数の肥沃な大地を持ちながら、大規模農業に失敗し、輸入食品に依存し続けてきた過去を持つロシア。 【GMO徹底排除】は、国家戦略として世界的な農業大国への変貌を成し遂げるための、重要な布石です。 西側諸国からの経済制裁すら、推進力へと変えていく。   以下、転載(タネと内臓 著:吉田太郎) ■2020年の挑戦~有機農業での自給と有機農産物輸出を国家戦略に...

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農をめぐる、世界の闘い9~盟主ロシアの決意Ⅳ.食の独立は種子から始まる

穀物輸出高において、米国を凌ぐまでの農業生産力を身に付けたロシア。 次に彼らが目指すのは、種子の自給。 なぜならば、「食の独立は、種子から始まる」。 そしてこれは、脱石油時代におけるロシアの新たな国家戦略であり、底流に流れるのは、”民族自決”の精神。   以下、転載(タネと内臓 著:吉田太郎) ■変貌するロシア農業~穀物輸出で米国を凌ぐ...

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江戸時代の農民が「教育熱心」だった理由 ~そして教育ママが誕生した経緯

皆さん。お盆休みは、田舎に帰られたのでしょうか?お盆は夏季 に行われる日本の祖先の霊を祀る一連の行事。 そこで、今回は私たちの先祖、先祖といっても、江戸時代~明治時代までの農家についてお話をしてみようと思います。当時の農家と教育についてです。更に、各時代における女性の教育へのかかわり方や「教育ママ」の登場してきた経緯を明らかにしていきたいと思います。 PRESIDENT...

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農をめぐる、世界の闘い10~砂漠化する先進国の食事

あらゆる生産活動が、市場拡大の下に組み込まれていった。 その代償を最も払わされてきたのは、「食」ではないか。 豊かさ追求の影で、貧しくなるばかりの「食」の実態。   以下、転載(タネと内臓 著:吉田太郎) ■砂漠化する先進国の食事...

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農作業でストレス軽減 アグリヒーリングが新ビジネスを創出

農業が、ストレスを低減するという実証実験が行われています。今日は、大学と企業と農家が一体となり、「アグリヒーリング」という園芸療法で、現代人の心理負担の緩和によるストレス軽減効果の定量・数値化(可視化)の取り組み、その具体的な効果について紹介します。更に体験農園を通じて会社の福利厚生などに活用していくという新ビジネスへの可能性についても取り上げたいと思います。  転載開始【リンク】...

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農をめぐる、世界の闘い11~先端を行くラテンアメリカⅠ.破壊される郷土食の伝統

前回、【砂漠化する先進国の食事】で触れた、”遺伝子組み換えまみれで栄養スカスカのクズ”と化した、トウモロコシ。 これがまた大量に、日本に輸入されることになってしまった。   …かつて、米国・多国籍企業の「お得意先」であった、ラテンアメリカ。 しかし現在、彼らは敵の戦略を見抜き、将来世代のために、失われつつあった郷土食の伝統を取り戻そうとしている。   以下、転載(タネと内臓 著:吉田太郎)...

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農をめぐる、世界の闘い12~先端を行くラテンアメリカⅡ.世界で最も進んだ食のガイドライン

ブラジルが世界に誇る「食のガイドライン」。 それは、「一日当たりの脂肪や繊維の推奨摂取値は…」等という医療・栄養学的な処方箋としてではなく、 滋味豊かな料理を家族や友人たちと分かち合うことの喜びを重視し、それら食べ物と環境とのつながりを直視する。 その価値の塗り重ねが、将来世代の食・農・健康を守っていく。   以下、転載(タネと内臓 著:吉田太郎) ■世界で最も進んだ食のガイドライン...

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廃棄していた「摘果みかん」を「宝」に変える

今日のお話は、これまで、食されることなく破棄されていた みかん と安価な茶を融合させてできた「みかん発酵茶」の開発のお話です。 市場経済の元では、規格外のもの、形の悪いもの、虫のついたもの等商品としてマーケットに乗らない野菜や果物は、いくら食することが可能であっても全て破棄します。2008年市場に出回らない規格外野菜は400万トン(流通野菜1000万トン)【リンク】...

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農をめぐる、世界の闘い13~先端を行くラテンアメリカⅢ.給食改革の根底に流れる志

戦後導入された「学校給食制度」が象徴するように、離乳食の段階から支配され続けてきた日本の「食」。 (参考:【奇妙な学校給食のルーツは戦勝国/米国の対日戦略に始まる】) 将来世代のために、私たちが守り育てていくべき「食」とは何なのか。 ブラジルは、給食制度の改革を通じて、次代を生きる国民の健康、郷土食の文化、その基盤となる”農”を守り育てようとしています。   以下、転載(タネと内臓 著:吉田太郎)...

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土の探求1~土を顧みない社会

目先の利益に傾倒するあまり、自然の摂理に反する生産行為が続けられてきた近代農業。 その代償として失われてきたものの一つに、「肥沃な土壌」があります。   近代農業がもたらした数々の弊害が明るみになってきている今、 次世代につながる農業生産、その基盤となる、豊かな土壌の再生に求められるものはなにか。 ”足下に広がる小宇宙”とも言われる、未だ謎多き「土」の探求。   以下、転載(土・牛・微生物...

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土の探求2~人類最悪の発明、「犂」

畑を耕す。 この、ごく基本的な農作業の効率化追求が、今に続く土壌劣化の始まり。   以下、転載(土・牛・微生物 著:デイビット・モントゴメリー) ■人類最悪の発明、「犂」 世界を変えたあらゆる発明品の中で、犂(すき:プラウ。ウシやウマに引かせて耕す道具)は特に破壊力があった。そして今もそうであることは、疑いもなくはっきりしている。...

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土の探求3~肥沃な土壌のカギを握る「表土」

肥沃な土壌のカギを握る、「表土」。 自然が数センチの肥沃な表土を作るのにかかる時間は数百年。 人類はそれを全て数十年で壊す方向に進んでいる。 肥沃な表土を再生させる突破口は、「有機物」の追求と、「自然と”共に”働く」心のありよう。   以下、転載(土・牛・微生物 著:デイビット・モントゴメリー) ■表土の破壊...

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土地の探求4~超好熱細菌が起こす土の革命

今日も、植物が生きていく上で、非常に重要な土のお話です。土の状態が良ければ、作物は健全に育ちます。 「有機農業の推進に関する法律」(平成 18 年法律第 112 号)の第二条において、有機農業は...

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土の探求5~期待される、第五の革命

歴史を遡れば、私たちは農業において、四度の大革命を経験してきている。 それらはいずれも、市場社会の拡大を促進するものだった。 では、第五の革命は、どのようなものになるか? 期待されるのは、「土壌の健康をその農法の中心に据える」という思考。   以下、転載(土・牛・微生物 著:デイビット・モントゴメリー)...

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土の探求6~第五の革命は、志ある農民たちの追求から始まる

土壌の健康を中心に据えた、新たな農業革命。 それは支配層(国家・学識者)発ではなく、志ある農民たち自身の、日々の追求から始まる。 現場から発せられる可能性・熱量が、革命を推進する原動力になる。   以下、転載(土・牛・微生物 著:デイビット・モントゴメリー)...

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土の探求7~革命を阻む、根拠なき常識Ⅰ

土壌の健康を中心に据える。 自然と「共に」働く。 潜在思念ではその可能性を捉えていながら、革命はまだまだ道半ば。 阻んでいるのは、強大な既得権益層を中心に作り出されてきた、数々の根拠なき常識=神話。   以下、転載(土・牛・微生物 著:デイビット・モントゴメリー) ■神話の真実~化学製品は世界を養うか?...

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土の探求8~革命を阻む、根拠なき常識Ⅱ

農業を取り巻く”神話”の正体を知れば知るほど、 近代科学、市場主義、西洋思想、これらに毒され、 事実追求の道が阻まれてきたという歴史的事実が浮き彫りになる。   以下、転載(土・牛・微生物 著:デイビット・モントゴメリー)...

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