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Channel: 新しい「農」のかたち
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農から考える自然の摂理~「土の仕組みを探る」:「豊かな土を育むサイクル」を農業はどうしても崩してしまう構造にある

前々回は、肥沃な土壌とは「生きている土」ということをお伝えしました。 また前回では土の成り立ちを探り、「植物が存在する地球にのみ土がある」ということがわかりました。 土1グラムあたり100億匹以上の細菌が棲んでいるといわれています。 今回は、より科学的な視点で、土の中で何が起こっているのかを追求してみたいと思います。 ?ではその微生物は、どのような働きをするのでしょうか?...

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【農の歴史】第5回 縄文人は農耕をなかなか受け入れなかった?

今回からはいよいよ農の歴史・日本編! 農業は日本でどのように広まっていったのでしょうか。 まずは古代、縄文時代まで遡ってみたいと思います。 ※画像は http://www.nanamiya-aidma.jp/design/is_education_22.htm よりお借りしました。...

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『農村学校をつくろう!』シリーズ-6~現代の農の学びの先端潮流と今後の展望~

前回の投稿までをかけて、農村学校の事例や、農業を通じての子どもたちの成長について見てきました。 今回の投稿では、全国に広がる農を通じた学びの場について中間整理し、これからの時代の農村学校に向けた可能性と展望・課題について考えたいと思います。 「自治体」、「地域」、「企業」が、それぞれどのような人材育成の場・地域活性の場を創っているのか、先端的な事例について紹介します!...

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農から考える自然の摂理~「土の仕組みを探る」:なぜ土は酸性やアルカリ性になるのか

「酸性の土地では作物がうまく育たたない」。 農業ではよく聞く話。たしかに酸性というと生き物に悪いイメージもあるが、植物との関係はどうなっているのか? 実際、土壌の酸性化は、多くの植物にとって歓迎できない事態である。 酸性土壌になると、有害なアルミニウムイオンが溶け出し、植物の根の生育を阻害してしまう。さらに、植物生育に必須なリンが水に溶けにくくなり、根から吸収しにくくなってしまう等の問題がある。...

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【農の歴史】第6回 日本農業の歴史~、農業は渡来人支配の歴史でもあり、共同体温存の歴史でもある。

日本の稲作の歴史は紀元前900年に遡る。九州の板谷遺跡や菜畑遺跡がその拠点でもある。縄文晩期の最も寒冷化した時期である。ただ、この伝来から拡大までは約1世紀...

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『農村学校をつくろう!』シリーズ-7~中世・近世における日本の学び・子育てはどうなっていた?

前回までの記事で、農の場を、人材育成や学びの場として活用している事業事例をいろいろと見てきました。   これからは、学力や学歴よりも「何があっても生き抜く力」がより求められていく時代。現代の学校教育がどうしても学力に偏ってしまう中、今一度、人間が本来、大人になっていく過程で必要としている学び・子育てのあり方はどのようなものなのか?を整理してみたいと思います。...

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植物と微生物の関係は、高い外圧に置かれた生物同士が生み出した「戦略パートナー」関係にある

前回は、土中の微生物の働きとそのサイクルについてザックリとみていきましたが、今回はもう少し詳細に踏み込んでみたいと思います。 ?なぜ植物の周りには、これだけ沢山の微生物が存在するのでしょうか? 色々調べてみると、土中の中全てに微生物が存在しているわけではないようです! それでは続きを読む前に応援クリックをよろしくお願いします。   1.土壌微生物の活動は根圏に集中している...

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【農の歴史】コラム 古代から受け継がれる焼畑農業~農業を森の生態系に組込む仕組み~

縄文人が最初に行っていたとされる農業は「焼畑農業」と呼ばれます。 「焼畑」というと、「焼払い」などと混同され、森林破壊の印象を持たれることがありますが、実は本来全くの別物。自然と調和した「循環型農業」として世界的に評価されています。 しかし、森の生態系に合わせて行う焼畑農業は、長い時間と労力を要し、現社会ではそれをできる地域が少なくなっています。...

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農から考える自然の摂理~「土の仕組みを探る」:土壌の生態系を救ったキノコ

3億年前、植物や微生物、土を取り巻く生き物たちの変化が土を変え、大地の姿を大きく変えた。 湿地を中心に繁栄していたシダ植物が衰えた後に登場した裸子植物「グロッソプテリス」。マツやスギなど私たちに馴染み深い樹木の先祖と言われるこの植物。彼らの適応戦略が、私たちが慣れ親しむ「森」の原型をつくるとともに、土の仕組みに大きな影響を与えていく。...

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『農村学校をつくろう!』シリーズ-8~江戸から学ぶ:子どもたち自身が集団をつくり、地域をつくる重要な役割を担っていた

前回の投稿に引き続き、中世・近世における日本の学び・子育てについて見ていきたいと思います。 前回の投稿では、中世・近世の子どもたちは、大人と常に一緒にいて、農業や生産活動も「真似る」ことで、社会で必要な力を身に付けたことを押さえました。また大人たちも、子どもたちを干渉することなく、のびのびと成長したのです。...

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【農の歴史】第7回 惣村の歴史は農村の歴史~日本独自の村落共同体の原型

今回は農業が日本に定着していよいよという時代から書いていきます。...

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『農村学校をつくろう!』シリーズ-9~江戸時代に学ぶ:本来集団は殖産一体!その中でこそ人は一人前に育つ!

前回の投稿では、江戸時代の子どもたち自身が集団をつくり、そして、地域をつくる役割を担うことで、一人前の大人に成長する基盤として「子供組」「若者組」を見てきました。   若者組は男性(13~35歳)の共同生活の組織。それに対して、村の娘たち(12歳~)の組織が「娘組」です。江戸時代の村落共同体には、子供~大人まで、村落自治のための組織と役割が複層的にあったんですね。...

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植物は外圧を認識し、互いに連携しながら、集団として乗り越えている

前回の土シリーズは、植物とキノコの関係を扱いました。今回は植物同士の関係について扱いたいと思います。 植物は私たち動物のように動くもなければ、何か言葉を発することはありません。 でも植物たちが互いにコミュニケーションをとっているとしたらどうでしょうか?...

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『農村学校をつくろう!』シリーズ-10~自然の中で、人間本来の潜在能力(野性)を呼び起こす「小野田塾」

前の投稿では、江戸時代の子どもたちの子育て・学びのあり方を追求しました。重要な点は、「遊び」のなかで成長すること、大人と一体の「生産課題」の中ですくすく学ぶこと、男と女の「性」を育てることが、一人前の大人になる上で重要だと押さえました。   今回の投稿では、さらに根源に遡り、自然は、人間(動物)本来の潜在能力(野性)を呼び起こす基盤であることを考えていこうと思います。...

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【農の歴史】コラム 共同体持続の鍵となった水田稲作~自然と人に“開かれた”自給システム~

前回の【農の歴史】シリーズコラム記事で「焼畑」について紹介しました。縄文時代から伝わるとされる循環型農業です。 焼畑は現代日本では少なくなってしまいましたが、今でもおなじみ、「水田稲作」はどんな農業なのでしょうか。 今回は、身近だけど意外と知らない「水田稲作」について紹介したいと思います♪ こちらも前回ブログで紹介しましたが、(...

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農から考える自然の摂理~「土の仕組みを探る」:瀕死の微生物たちが森の生態系を守る

【土壌の生態系を救ったキノコ】の事例にもみられるように、土の仕組みを探る上で、土壌微生物の解明は欠かせない。 彼らはどのような環境下で、何を武器にしながら土の中の生態系に関わり続けているのか。 今回はもう少しその実態に迫ってみたい。   ●微生物の持つ酵素の力...

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江戸の農~”いつから・なぜ”農民は百姓になったのか

江戸時代に農民は百姓と呼ばれるようになった。かつての百姓は百の姓=多くの人という意味で使われてきたが、江戸時代の百姓は意味が異なる。本百姓から水飲み百姓とその百姓にも違いがあるが、百の業=つまり何でもできる万能の民を称して百姓と呼ばれるようになった。そこには江戸時代の農業の実態、農業を通じてどのような能力を人々は求めたのかが透けて見えてくる。...

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植物の種子は、仲間とコミュニケーションを図り、外敵闘争上の優位性を保とうとしている

植物同士がコミュニケーションを取りながら集団として外圧に適応しているのは、前回扱いました。 今回は植物の「種」に注目してみました。調べてみると驚くべきことに、植物の種同士も土のなかでコミュニ―ケーションを取り合い、仲間と一緒に発芽し、「集団」をつくっているようです! ではその仕組みはどのようになっているのでしょうか? 続きを読む前に応援クリックよろしくお願いします。...

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『農村学校をつくろう!』シリーズ-11~現実の課題の中で、自らが主体となって動く中でしか人は育たない

前回の記事では、人間本来の潜在能力を開放する自然の力について書きました。シリーズ5で、農業の場が、人の気持ちを前向きにし、人間本来の追求心を開放したり、人と関わること、役に立つことによる充足を感じる力を解放するのと似ていますね。どちらも、自然を相手にしたとき、”しんどい””めんどくさい””嫌われたらどうしよう”などの余計なこと(観念)を考えている暇がなくなり、目の前の課題や対象(自然・人)に意識が没...

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『農村学校をつくろう!』シリーズ-12~人をつなぐ力×理論をつくる力を育て、地域を活性化

前回までの投稿で、農村学校の成長の基盤となるのは、「いかに農の担い手である当事者度を高めるかが重要」だということを見てきました。農業技術も当然のことながら重要ですが、その根っこには、「みんなにおいしい野菜を届けたい」⇒「地域を活性化したい」⇒「日本の農業を救いたい」という志が不可欠であるということです。...

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