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Channel: 新しい「農」のかたち
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『有機農業をまるっと見る!!』シリーズ6:持続可能な農業とは?~持続可能な農業の主役は炭素。土中炭素をいかにして増やすか?

前回までの記事で見てきたように、植物は土中微生物との共生ネットワークの中で、健全に育ち、また何世代も生育し続けられる環境を自ら作るメカニズムを持っていることがわかり、さらに、化学肥料を施すことは、そのメカニズムを壊して、土を砂漠化させていくことがわかってきました。...

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【ロシア発で世界の食糧が変わる】8~ロシア主導の世界へ。世界が自給自足国家へと大転換していく未来シナリオ~

前回の投稿では、ロシアを取り巻く国家間の結束について見てきました。2010年以降、ロシア・中国・BRICS・ウクライナらの国々は、歩調をキレイに合わせたかたちで、食糧増産計画⇒自給自足体制の構築を実現してきました。...

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『有機農業をまるっと見る!!』最終回:シリーズまとめ

『有機農業をまるっと見る!!』シリーズでは、「有機農業」について、ホントのところを話していこう!と銘打って、6回にわたって投稿してきました。 有機農業は最近特に注目を浴びてきており、農水省も昨年から『みどりの食料システム戦略』を打ち出するなど、国を挙げて推進しはじめました。その目標は、「有機農業の農地を2050年に全体の約25%にする」というものですが、現状は0.5%にすぎません。...

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【ロシア発で世界の食糧が変わる】~追求の足跡 世界の食糧危機の背後で世界の革命は着実に進行している~

「ロシア発で世界の食糧が変わる」は今回で最終回となります。 今回は、これまでのシリーズの追求の足跡をダイジェストとしてまとめていきます。 ◯シリーズ1~ 世界の食糧貿易の変遷~農業生産が少ないから、輸入国になるのではない~ 1900年代前半は、世界的に戦争が広まっており、軍事力が最大の制覇力となり、イギリス・アメリカが大きな力を持ちました。...

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【これからの林業を考える】シリーズ プロローグ~林業の未来を考えていこう!~

今回のシリーズは、農から少し視点を変えて、『林業』について追求していきたいと思います! 画像は、こちらからお借りしました。 私たちの生活の中でも、身近にある木材。お箸やノート、お皿やベットやタンスなどの家具、大きいものでは、住宅や内装などにもたくさんの木材が使われています。そして、たくさんの木材が使われた室内にあると、「あー、なんかいい香り♪心が落ち着く~」て気分になりますよね!...

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「二十四節気は暮らしの知恵袋」プロローグ

これまでのシリーズでは、食農ブームはどこに向かう?というタイトルで、世間の食・農業に対する意識潮流を見てきました。 コロナ禍を経て、キャンプや家庭菜園を始める人が増えたり、無添加・オーガニック食材への関心が高まっているように、近年「自然」への意識がさらに高まっています。   コロナ禍を経て、「おうち時間」という言葉も生まれましたね。...

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『腸が作る健康の秘訣』プロローグ: 健康で充足した生き方をするために、人類の生命原理に迫る!

今回から新シリーズが始まります! 前シリーズでは、有機農業を掘り下げる中で、植物の生命原理を明らかにしてきました。今回は、その延長上で人類について考えてみたいと思います。 近年健康ブームもあり、様々な健康食品やサプリが薬局やスーパーに並んでいます。...

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【これからの林業を考える】シリーズ1~日本の木材価格が世界で最も安くなる構造と山主の活力を削ぐ構造~

※画像はこちらからお借りしました。 1本の丸太が市場に出るまでに、50~100年の年月がかかります。 木材を供給する「山主」は、50年もの間、季節ごとに下記の作業を繰り返し行います。 ①地拵え(ぢごしらえ)→植林するための環境の整備 ②植林・植栽 →苗を人力で運搬し、急斜面で植林 ③下草刈り→植林した苗木が成長できるように数年間の間、雑草の伐採 ④除伐・枝打ち→節にならないように枝打ち...

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「腸が作る健康の秘訣」第1回 腸を知るための土の仕組みとは・・・

「人は森であり、腹に「土」を内包しているー」...

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【24節気は暮らしの知恵袋】1~【24節気は暮らしの知恵袋】1~24節気は「富国強兵」のために作られた!

今回から新シリーズ、「24節気は暮らしの知恵袋」を始めていきます。 初回の本記事では、24節気の成り立ちについて掘り下げてみたいと思います。     1.24節気とは?...

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「腸が作る健康の秘訣」第2回 土と全く同じ仕組みが、腸の中で作られている

前回は、微生物がいなければ土は作られず、植物は生きられないことを紹介しました。土の表面(表土)には、たった1gの中に100億から1000億個、6000~5万種ほどの微生物が暮らしているそうです。微生物たちは、動物や植物の死骸を分解・発酵させることで、植物が吸収可能な栄養分を作っており、植物が元気なのは微生物たちのお陰なのです。...

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【これからの林業を考える】シリーズ2~世界の林業・木材流通は、中国が握っている。~

前回の投稿では、日本国内の林業の現状について押さえました。戦後以降、日本の近代化・工業化によって、林業は急激に衰退しています。そして、海外と比較しても品質や価格競争力で負けている実態を明らかにしてきました。 今回の投稿では、世界へと視野を広げ、林業・木材流通の現状について追求していきたいと思います。 画像は、こちらからお借りしました。 ■世界の森は年間360万haが消失している...

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24節気は暮らしの知恵袋2~二十四節気や節句は、日本でどのように発展してきたか?

前回は二十四節気の成り立ちについてご紹介しました。 もともと中国で始まり、春秋戦国時代の富国強兵のために作られたというお話しでしたね。 しかし、日本に入ってきてから、季節の移ろいを楽しんだり、自然と調和した生き方を重んじる形で発展してきました。 今回の記事では、日本人は二十四節気や節句をどう捉え、生活に取り入れていたのかに迫ってみたいと思います!   ■そもそも“節句”って何?...

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「腸が作る健康の秘訣」第3回 腸内細菌の中で最も重要な菌って何?

シリーズ3回目はいよいよ腸内細菌そのものについて扱っていきます。...

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【これからの林業を考える】シリーズ3~国策的林業により衰退した日本の林業、生産と切り離されることで供給先を失った日本の山林~

前回は世界における木材流通の状況を見てきました。 今回は日本における林業の歴史、現在置かれている状況を見ていきたいと思います。 ◯日本ははげ山と植林を何度も繰り返してきた 日本では縄文時代頃より、住居、道具、燃料など様々なものに木材が使われてきました。 ※画像はこちらからお借りしました。 樹木が大量に使われるようになったのは、大規模な木造建築が建てられた飛鳥時代頃からです。...

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24節気シリーズ~日本人が捉えた自然観と暦:日本人にとって暦とは、世界と一体化するためのツールだった?

前回の記事までで、24節気が日本に導入されるまでの流れを見てきました。 中国の春秋戦国時代に、富国強兵の一環として、農業生産力増強のためにつくられた24節気が、日本に入ってきてから、自然と一体となり、季節や暮らしを楽しむための知恵として取り入れられてきたのでした。   今回からは、そんな24節気を、現代の私たちがどのように活用し、暮らしを楽しむ知恵として取り入れていったらよいか?を考えていきます。...

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【これからの林業を考える】シリーズ4~江戸時代の「循環型林業」・「全員林業」から学ぶ。~

前回の投稿では、日本の林業の歴史について見てきました。特に大きな転換期は、第二次世界大戦で荒廃した林野を再生するために、戦後、成長しやすいスギの単一的林業へと転換したことです。戦後以降の林業は、工業化が大きく進展する中で、斜陽産業として衰退していくこととなりました。また、スギという材料を選択したことで、成長しやすいものの、材料強度が低いという弱点がありました。その結果、建物の構造部材として使いにくく...

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24節気シリーズ4~日本人は「月」に何を見ていたか?

前回の記事では、暦について扱いました。月・地球・太陽の動きと一体となることそのものを「つきよみ」→「暦(こよみ)」とし、二十四節気も宇宙や大自然と同期、調和していくためのツールとして取り入れたのではないかと考えられます。 日本では、明治時代になって太陽暦が広く使われるようになるまで、新月から満月を経て新月まで(29.53日)を1ヶ月とする太陰暦が用いられていました。...

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【これからの林業を考える】シリーズ5~「自然の力を使いながら山を管理」していく、江戸時代の林業が最先端である理由~

※画像はこちらからお借りしました。 これまでの投稿で紹介してきたように、日本の林業は、奈良時代より「はげ山」と「植林」の歴史を繰り返してきました。 日本の林業の起こりは江戸時代にはじまり、それまでの大量伐採と禁止ではなく、「森林資源の保存」という認識が生まれたのもこの時代です。...

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「腸が作る健康の秘訣」第4回 「善玉菌」「悪玉菌」の善悪って何?

前回は、腸内細菌の中でも最も注目されている酪酸菌について、その働きを紹介しました。酪散菌は、いわゆる「善玉菌」と呼ばれているもののひとつで、腸内の環境を整えたり、肥満や糖代謝を改善したり、脳機能の維持まで行うなど、重要な役割を担っています。 ところで、腸内細菌を「善玉菌」「悪玉菌」などと分類されていますが、何が善で何が悪なのでしょうか?...

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